2017年02月11日

Allied  「マリアンヌ」

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Director:

Robert Zemeckis

これぞハリウッド大作のドラマティックな展開と感動のエンディング。
主演の2人が美しく、存在感があり過ぎて、ほとんど2人しか見えない。戦争中の話であることをときどき忘れそうになるほど。
よくあることだが、実に残念なのは、魅力的な予告編やキャッチコピーが完全にネタバレしていて、究極のシーンまで事前に見せているため、結末が想像でき、感動も激減。
それでも、映画とは本来こうでなければ と思えるつくりの映画。
マリアンヌの真相解明は やたらにあっさりしていて、裏はないのか。心から愛し合う2人にそれ以上の説明は必要ないようだ。それでも運命には逆らえなかった2人。愛する人のためにとった行動。
舞台背景からクラシックカーまで美術は素敵だが、ヨーロッパ映画とは違い、ハリウッドセット感はある。ただ、衣装が映える主演の2人だけは どうやっても美しい。
スパイアクションシーンは、ブラッド・ピットは 手慣れた魅せるアクションを。マリオン・コティヤールのアクションは珍しいが、堂々と美しく。しかし、スパイアクション映画ではなく、完全にロマンスドラマ筋。
エディット・ピアフのオスカー以来、ハリウッド大物男優の妻役が多いマリオン・コティヤール、またひとつその記録が更新された。
ラベル:映画 a
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2017年02月08日

The Magnificent Seven

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Director:

Antoine Fuqua

テンポがわるくて間延びし、退屈だ。そして、何より7人のチームのまとまりわるさ、魅力の無さ。だいたい7人というのは全員が意味のあるキャラクターであるためには人数が多すきるわけで、といってもオーシャンズの半数ほどなのだから・・。
デンゼル・ワシントンの映画のようだ。デンゼル・ワシントンはかっこいいとは思うが、ウエスタンではないな、個人的な好みとしては。
近年落ちぶれ感のあるイーサン・ホークだが、こうやってみると、やはりイーサン・ホークとデンゼル・ワシントンだけが大物の風格がある。で、他とのバランスが全くしっくりこない。
主役級のクリス・プラットはかっこつけている割に いまいちの残念感。カードのくだりはいらない。もったいぶらせた最期の葉巻、取って付けたようだ。
ウエスタン映画に東洋人はいらない。
その他のメンバーはコメントするまでもなし。7人に収めるための足しだとしか思えない。
そして、デンゼル・ワシントンだけ~他2人~残るなんておもしろくない。
痩せて一見別人かと思ったピーター・サースガードは悪人顔の悪役ばかりで、例えば同じく悪役ばかりのクリストフ・ヴァルツより個人的には好きだ。しかし、もっとかっこよい、悪の親分らしい最期をなぜ描かない?
シリアス系ではない、エンターテイメント路線のウエスタン映画に観えるのだが、中途半端だ。この映画は過去のリメイク作品であるわけで、比較にはならないが、過去のエンターテイメント系ウエスタン、「ヤングガン」なんて魅力的だったな と。
ラベル:映画 M
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2017年02月07日

Miss Peregrine's Home for Peculiar Childre 「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」

Miss Peregrine.jpg2016  

Director:

Tim Burton

最近のティム・バートンフィルムがジョニー・デップのコメディアンスタイルを含む、人間の行いを皮肉った内容の印象があるからか、今回は、非人間キャラは多くとも、割と普通な印象。
主人公の設定が若干中途半端な気がする。見るたびに成長していくエイサ・バターフィールド、顔立ちや印象は子役の頃とさほど変わらないが、登場人物の中で身長が実は誰より高そうで、声が大人になり、ティム・バートンフィルムでの ひとり主役にしては特徴がなさすぎる。純粋な心の主人公とはいえど、表情が常に寂しげ~な顔立ち?~で愛嬌がなく、エヴァ・グリーンも主役級というほどの出方ではないから。
子ども主人公にジョニー・デップ付き’ とは異なり、ヘレナ・ボナム・カーターも出演しないから、ティム・バートンフィルムだということを忘れてしまいそうだ。
独断では、サミュエル・L・ジャクソンなんて、悪役とはいえ ティム・バートンフィルム向きではない。
というわけで、ティム・バートンフィルムにしては テーマが曖昧なファンタジーで、大人が観るにはつまらない印象。
ラベル:映画 M
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2017年02月06日

Snowden

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Director:

Oliver Stone

事実全容の知識を持って観るもの。セリフ、断片的なメディアの映像、字幕に情報を含み、全てが重要で逃せない。シーンの切り替わりで場所や時期、スノーデンの置かれる状況が変化する。それらについていかなければいけない。
告発時から始まり、インタビューの流れとともに過去のストーリーに戻り展開していく。そのため、出だしから鬼気迫る雰囲気、彼の人との関わりの中でほっとするシーンも束の間、クライマックスに向けて緊迫感は加速する。国家機密を扱うことへの好奇心では済まされず、しだいに見えてくる実情に疑問を抱くスノーデンの苦悩も加速する。
近親者にも口外してはならない仕事に就き、全てを監視されているという強迫観念というより その事実をを自覚する生活を送る中で、恋人リンジーとの関係も大きく描かれる。彼の思想や、持病、ストレスについても。
最後には、ロシアでのテレビ中継シーンで、ジョセフ・ゴードン=レヴィットからエドワード・スノーデン本人に突然切り替わる、珍しい手法に これは錯覚かと目を見張るしかなく、気づかないオーディエンスはいないにしろ、それは自然で、映画全体が現実味を帯びる。彼の穏やかな表情と口調に、スタジオ、全世界、そして私たちオーディエンスも息を飲んで神経を集中させて耳を傾ける、そんな瞬間を感じる。
インタビューを終えて、ラップトップを閉じ、部屋を出るスノーデン本人。実際の映像ではなく、この映画用に撮影したとしか思えない状況に、現実と、ドキュメンタリーではない映画との境目に少々混乱しそうだが、それは感動を覚える映画のエンディングとなる。実際にリンジーが撮ったであろう2人の写真などの映像も交えて。
エンドクレジットのキャストの最後には‘himself’とあった。
見た目がそれほど似ているわけではないが、どこか雰囲気と、口調や声がまるでスノーデン本人のようだとわかる、ジョセフ・ゴードン=レヴィットは見事。
映画のつくりを考えると、オリバー・ストーンって すごいんだなと。今回は監督にしては小ぶりな作品だが、いつもアメリカの時事を大作映画にする。余談、香港から脱出して国籍のないの状態のスノーデンを手助けした俳優が初めの一瞬オリバー・ストーンに見える。
彼女が出るといつも‘違う’と感じるメリッサ・レオは、今回は役柄的に普通だが、ヒッピー風な長いヘアスタイルがジャーナリスト風。彼女に加え、トム・ウィルキンソン、ニコラス・ケイジなどが脇を固める。ザッカリー・クリントといえば、HEROESの悪役。似合うとはいえない役だが、眉間が父に似ているスコット・イーストウッド、ローガン・マーシャル・グリーンや 若手も地味に出演。
ラベル:映画 s
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