2017年04月23日

Beauty and the Beast  「美女と野獣」

Beauty and the Beast.jpg2017  

Director:

Bill Condon

本当によくできたディズニー大作。「シンデレラ」でもディズニー中のディズニー映画における近年の進化を感じたが、それを超えた。
プリンセスストーリー、完璧な歌唱の ディズニーらしいミュージカルスタイル、セットに衣装にと映像の全てが17世紀(?)ヨーロッパファンタジーの世界、キャラクター性のある温かくコミカルな演出。外見や地位にとらわれず人を愛すること、恐れない勇敢な心をメッセージに。
CG多用で、個人的にはあまりCGは好まないが、ディズニー映画にはアリかと。
エマ・ワトソンは 若く品のある美人で、プリンセスにも町娘にもぴったり、自分を持った強く思いやりのある美しいベルに適役。
ダン・スティーヴンスは 古風なイメージの美形で体も大きいので、プリンスにぴったり。
ビーストの目の印象に気づいたとき、あんな毛に覆われていても彼の心を表すビーストの目を見た。
ルーク・エヴァンスも よい歌声で、見映えのする悪役かと。
プリンスだけでなく、城内のしゃべる家財道具たちの魔法が解けるのはハッピー度倍増エンディング。というのも、私はシンデレラとスノーホワイトぐらいしかディズニーストーリーを知らない。そんなストーリーだけでなく、魔法が解けて俳優たちがお目見えするのは やっと楽しみにしていた瞬間でもある、個人的には。
ユアン・マクレガーの声は実は出演時間が長い。家財道具の中で最も出番が多く、しゃべり続ける蝋燭。歌とダンス~ダンスは蝋燭が~の長いシーンも披露。ユアン・マクレガーはいろんな映画の中で実はよく歌っている。
エマ・トンプソンは 本来こういうコスチュームが似合う人のはずだ。しかし、映画の大半がポット婦人。
ホットトピックな ジョン・レジェンドとアリアナ・グランデのエンディングテーマより、劇中の洋服ダンスの女性と 締めの意外なエマ・トンプソンのテーマソングがよい。

さて、エマ・ワトソンは「La La land」を蹴って正解。彼女は純真なディズニープリンセスが似合うし、「La La Land」で笑顔で終われない彼女を見たくはない。それに、エマ・ワトソンは若く見えるので、「La La Land」はライアン・ゴズリングと釣り合う世代に見える女優を~「La La Land」をエマ・ワトソンに合わせて「セッション」のマイルズ・テラーにするのは魅力に欠ける~。
ダン・スティーヴンスのプリンス納得感とは違い、「シンデレラ」のプリンス役はいまいち、出番も少ないしまぁいいか-と思った。
余談。

ディズニー制作アニメーションの実写化かつプリンセスストーリーとなると、ディズニー映画のオープニングとエンディングのシンデレラ城ロゴが 極めてマッチする。あたりまえ。
ラベル:映画 b
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2017年04月16日

Taxi  「人生タクシー」

Taxi.jpg2015  

Director:

Jafar Panahi

出だしは意外と観られるものだと。しかし、乗客の会話にただただ集中しないと、中盤過ぎてから退屈してしまった。
全てヤラセの印象。もしかして、相当タクシーを走らせた上での厳選のエピソードとか?それなら本当にすごい。が、プライバシーの問題は?
なんにしても、確かに、リアルでユニーク、こんな映画をつくろうなんて。
ラベル:映画 T
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2017年04月15日

T2 Trainspotting

T2 Trainspotting.jpg2017  

Director:

Danny Boyle

20年も経って、あの頃の若さがないのは明らかで、そういう意味で がっかりして当然だろうと。しかし、よい、よい!
ファンにはたまらない、オリジナル版のフラッシュバックがこんなにも織り混ぜられ、劇中の彼らと共に思い出しながら。マーク視点で 前作と今作の映画の空いている期間と同じ時間を経ての再会という設定で、メンバーが揃い~ピーター・ミュランだけいない~、完全に話がつながっている。本当に彼らが あの彼らそのもののように。
そして、現実、時代の移り変わりと、変わるもの、変わらないもの。過去を振り返って、後悔や、思い出話、亡き友を偲んだり、改めて更正すること、裏切りを恨んでも親友。
オリジナル版は汚さを吹き飛ばす、スタイリッシュさ、スピード感、爽快感。その続編は、疾走は無理だが~喧嘩のシーンや なぜか走る車の上にしがみついたアクションなどはあり~、現実と20年の重みを感じられる。
彼の気質上 ベグビー=フランクとの和解は不可能で、にしても そんな終わり方、そこまでしなくても・・・と思ったら、よかった、オチが。
そんなフランクも 父と息子、自分を見つめ直す心があるなんて涙ぐましい。
マークもあの緑の壁の自分の部屋で。あいかわらず 伸びてく、ダニー・ボイルの世界。
登場人物それぞれについて、会話、ロケーションと、オリジナル版との関係性をかなり追求し、ファンを決してがっかりさせない、ダニー・ボイルフィルム。
choose life が身に染みる。

さて、今のユアン・マクレガーをいろんな映画で見慣れていて、マーク・レントンというよりユアン・マクレガーで、目新しくはないのだが、ちらちらと見せる20年前のマーク・レントンと重ねて。そして、車のボンネットに手をついてニカッと笑う顔は当時のままだ!
ジョニー・リー・ミラーは一番歳をとってないように見えるが、こんなに顎がしゃくれてたっけ?
スパッドはスパッドで、本当によいキャラ。ユエン・ブレンナーは割といろいろ映画に出ているのに脇役中の脇役ばかりで、同じスコットランド出身の名前も似ているユアン・マクレガーが主役なのに対して、昔から変わらず。
ベグビーもまた喧嘩っぱやく、どこか滑稽なベグビーらしさが絶妙のロバート・カーライル。
ケリー・マクドナルドの出番が極わずかなのが残念。彼女だけは彼らと違って出世しているから、ストーリー的にしかたないのかもしれない。別の若い女性が今回加わった。にしても、もう少しダイアンとマークのやりとりがあってもよかったな。
ラベル:映画 T
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2017年04月09日

Lion  「LION/ライオン ~25年目のただいま~」

Lion.jpg2016  

Director:

Garth Davis

事実に基づくとなると、壮大なストーリーを感じる。エンディングの実際の写真は、反則級の大きい締めとなる。そして、そういえばタイトルのライオンって??の答えも 映画の最終で判明する。そのときの胸にズドンとくる納得感、メディアの情報で事前に知らなくて本当によかった。
貧しいながらも兄や家族のいる温かい生活から、兄の出稼ぎについて行き、ただ眠かったことから彼の人生を大きくくるわせることとなった、そんな主人公サルーの大変な子ども時代が映画の大半で、オーストラリアの夫婦に引き取られてからの展開は速かった印象。
待望のインドからの子どもに会えたときの母スーの顔、もうそこからニコール・キッドマンの演技は胸に響いた。
自分たちの子どもを持つことはできたけれども、世界の恵まれない子どもたちの親になることが意義のあることだと夫婦の意見が一致していたという、この夫婦は実在するわけで、素晴らしい。大人になったサルーが言うように、自分の子どもではない、過去のある子どもたちだから問題が起きる。それでもスーは自分のことを幸せだと。
国土の広さが日本とは比較にならない上、貧富の差が激しいインドの実情が引き起こした出来事。幼いサルーにとって不運が重なったが、このインドの情勢の中では、異国の素晴らしい夫婦の養子になったことは幸運であり、そのおかげで、祖国へ戻り実の家族との再会を果たすことができたわけだ。
彼にとって自分の人生の謎が解けた。
ラベル:映画 l
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2017年04月02日

Captain Fantastic  「はじまりへの旅」

Captain Fantastic.jpg2016  

Director:

Matt Ross

ヴィゴ・モーテンセンはこの映画でオスカーにノミネートされたが、良いか??
家族は温かく、コミカルにやっているものの、ヒッピーの生き方は現代社会では問題がある。子どもはわるくないのだから。
それでも、映画は、現代社会と関わりながら家族そろって仲良く暮らすという、彼らにとって最もよいまとめ。
ラベル:映画 C
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