2017年04月15日

T2 Trainspotting

T2 Trainspotting.jpg2017  

Director:

Danny Boyle

20年も経って、あの頃の若さがないのは明らかで、そういう意味で がっかりして当然だろうと。しかし、よい、よい!
ファンにはたまらない、オリジナル版のフラッシュバックがこんなにも織り混ぜられ、劇中の彼らと共に思い出しながら。マーク視点で 前作と今作の映画の空いている期間と同じ時間を経ての再会という設定で、メンバーが揃い~ピーター・ミュランだけいない~、完全に話がつながっている。本当に彼らが あの彼らそのもののように。
そして、現実、時代の移り変わりと、変わるもの、変わらないもの。過去を振り返って、後悔や、思い出話、亡き友を偲んだり、改めて更正すること、裏切りを恨んでも親友。
オリジナル版は汚さを吹き飛ばす、スタイリッシュさ、スピード感、爽快感。その続編は、疾走は無理だが~喧嘩のシーンや なぜか走る車の上にしがみついたアクションなどはあり~、現実と20年の重みを感じられる。
彼の気質上 ベグビー=フランクとの和解は不可能で、にしても そんな終わり方、そこまでしなくても・・・と思ったら、よかった、オチが。
そんなフランクも 父と息子、自分を見つめ直す心があるなんて涙ぐましい。
マークもあの緑の壁の自分の部屋で。あいかわらず 伸びてく、ダニー・ボイルの世界。
登場人物それぞれについて、会話、ロケーションと、オリジナル版との関係性をかなり追求し、ファンを決してがっかりさせない、ダニー・ボイルフィルム。
choose life が身に染みる。

さて、今のユアン・マクレガーをいろんな映画で見慣れていて、マーク・レントンというよりユアン・マクレガーで、目新しくはないのだが、ちらちらと見せる20年前のマーク・レントンと重ねて。そして、車のボンネットに手をついてニカッと笑う顔は当時のままだ!
ジョニー・リー・ミラーは一番歳をとってないように見えるが、こんなに顎がしゃくれてたっけ?
スパッドはスパッドで、本当によいキャラ。ユエン・ブレンナーは割といろいろ映画に出ているのに脇役中の脇役ばかりで、同じスコットランド出身の名前も似ているユアン・マクレガーが主役なのに対して、昔から変わらず。
ベグビーもまた喧嘩っぱやく、どこか滑稽なベグビーらしさが絶妙のロバート・カーライル。
ケリー・マクドナルドの出番が極わずかなのが残念。彼女だけは彼らと違って出世しているから、ストーリー的にしかたないのかもしれない。別の若い女性が今回加わった。にしても、もう少しダイアンとマークのやりとりがあってもよかったな。
ラベル:映画 T
posted by JUNE at 18:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする