強大な迫力の映像。鬼気迫る。ただのパニック映画ではない、 メキシコ湾沖 石油掘削施設の爆発事故の実話に基づく。となると、 ただごとではなく、ただものではない映画となる。
石油掘削の知識がなくとも、事故が起こるまでのやりとりと展開に 把握できる内容。
法廷のシーンから始まり、法廷のシーンで終わる、それは 事故の大きな問題点と教訓を表しているようだ。
地響き、炎、施設の崩壊、その威力と臨場感が伝わってくる。 撮り方もドキュメンタリーのような~ 主演俳優にドキュメンタリーさは消えるのだが~ リアルさを出しているが、ストーリーに集中する中 実は手振れするハンディーカメラで撮ったのような映像に 海の上の気分もあるのか、酔う。
九死に一生を得た主人公が 事故後に部屋で倒れこみ泣き崩れる、それには 冷静に勇敢な闘いを見せた彼の精神的なダメージを観る。
しかし、マーク・ウォールバーグは この手の映画の主役が多い。正義感のある肉体派、 適当に砕けたところもあって、彼なら必ず助けてくれる。そして、 彼が演じた人物が実在するわけだから 大きな意味がある。 カート・ラッセルの役柄も印象深い。ケイト・ハドソンは軽い印象で いかがな配役かと思ったが、彼女でなくても誰でもよかったぐらいの出演シーンと 映画全体の重みからすると どうでもよくなった。
邦題がパニック映画を思わせる。確かに海が燃えているが、 カタカナを並べるのなら 原題のままのほうがどれだけ意味を持つタイトルになるか。 事実なのだから。
石油掘削の知識がなくとも、事故が起こるまでのやりとりと展開に 把握できる内容。
法廷のシーンから始まり、法廷のシーンで終わる、それは 事故の大きな問題点と教訓を表しているようだ。
地響き、炎、施設の崩壊、その威力と臨場感が伝わってくる。
九死に一生を得た主人公が 事故後に部屋で倒れこみ泣き崩れる、それには 冷静に勇敢な闘いを見せた彼の精神的なダメージを観る。
しかし、マーク・ウォールバーグは この手の映画の主役が多い。正義感のある肉体派、
邦題がパニック映画を思わせる。確かに海が燃えているが、