2017年05月14日

Manchester by the Sea

Manchester by the Sea.jpg2016  

Director:

Kenneth Lonergan

何を考えているかわからないような、いつもそんなケイシー・アフレックだが、この映画では その雰囲気含め、陰な彼の演技が胸に突き刺さる。俳優部門で 伝記ものではなくして オスカー受賞するのも 納得。個人的には、ここまで日本で劇場公開された今年のアカデミー賞ノミネート映画の中で 一番よい と。
兄の死により帰郷した主人公リーの回想とともに明らかになっていく、過去の悲惨な出来事、家族の関係性。
故郷 Manchester-by-the-Sea で、過去と向き合うことになるリー。
つらい。
リーと甥のパトリック、対照的なふたりのやりとりの中に、微笑ましさ、ぶつかり合い、お互いを思いやる気持ちが観られる。
パトリックとの絆、元妻ランディとの少しの会話、それはリーの心を多少なりとも癒せたように観える。しかし、決して消すことのできないリーが心に負った深い傷。彼が大切にマンチェスターの兄の部屋に持ち込んだ3つの写真立て。
そして彼は選択する。
さみしげで寒々しくも、とても美しい情景が印象的。
ラベル:映画 M
posted by JUNE at 23:35| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする