2017年06月24日

Les innocentes  「夜明けの祈り」

Les innocentes.jpg2016  

Director:

Anne Fontaine

実話を基にしたストーリーで、重みがあり、引き込まれる。そのため、エンディングには、特別泣けるシーンがあったわけでもないのに、不思議と感動が込み上げ、どっと疲れが出るような感覚が。
悲惨な戦争と、弱者となる女性と、宗教という難しい壁。
自らの危険を顧みず、敵味方に関係なく、人を助けることを第一とする勇敢な若い医者と、閉ざされた修道院で ただ祈りを捧げるシスターたち、心を痛める者、信仰により過ちを犯す者、改心する者、人として正しい行いをしようと立ち上がる強い女性。
主人公と仲間の医者とのやりとりのシーンには、真面目なストーリーの中に 限られたコミカルなものがあるが、前作「ボヴァリー夫人とパン屋」とは全くタイプの違う映画だけれども、そこにはユーモアを加えているというようなアンヌ・フォンテーヌ監督の言及あり。
ラベル:映画 l
posted by JUNE at 21:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mal de pierres  「愛を綴る女」

Mal de pierres.jpg2016  

Director:

Nicole Garcia

愛に生きる女性ガブリエル。マリオン・コティヤールは いまやハリウッド映画に多数出演しても最も違和感のないフランス人女優だが、こういうフランス映画中のフランス映画では よい意味で大胆にイメージを崩し、彼女の深いところの魅力が映る。
時には病的に精神が不安定になるほどに、激情の彼女の世界がある。
物静かな夫。彼女と結婚するということは 初めから覚悟はしていただろうけれども、つらくても、ガブリエルが彼女の中の愛に破れてしまったなら とても生きられない、そんな妻に生きてほしいから。
美しい風景と、ささやかに情緒的なよいエンディング。1つ乗り越えて、これから少しずつ夫を理解しようとするガブリエルの姿勢がみられる。


ラベル:映画 M
posted by JUNE at 18:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする