
Director:
Katell Quillévéré薄暗い海、広く荒い海、広い道路から海へ、美しいロケーション、 観ているほうが鳥になったかのような撮り方と、ピアノの旋律。 この雰囲気と、多くは語らず、 俳優の表情や少ない言葉が表現する、繊細さ 。わかりづらくはない、繊細さ。今までに少し無いタイプの なんともいえない、美しい映画。
ストーリーは2方向から。命を授ける者と授かる者。 その家族と医師たち。
ストーリーは2方向から。命を授ける者と授かる者。
外科医療現場の内部に迫る話ではないのに、 心臓移植手術のシーンをどうしてこんなに長くやるのか。しかし、 それによって、命の受け渡しをリアルに感じることになり、 より周囲の登場人物の内面を感じられる。
フランス映画祭でスケジュールの都合上観るのをあきらめたこの映 画、事前情報なしで、いったいどう展開するのか、想像を超えて、 良作。
事前の印象はタハール・ラヒムが主役かのようだが、 そうではなく、複数の登場人物が それぞれの視点で。この医師の役が クレジットのトップに名前が出るタハール・ ラヒムである必要はあるのか?と初めは思ったが、 繊細な映画に彼が出演するのとしないのとでは。
グザヴィエ・ドランフィルムメンバーから2人。
クラシック音楽が静かな感動を誘っていたのに、 エンドクレジットで なぜポップスなのだか..。新鋭監督らしさ?
フランス映画祭でスケジュールの都合上観るのをあきらめたこの映
事前の印象はタハール・ラヒムが主役かのようだが、
グザヴィエ・ドランフィルムメンバーから2人。
クラシック音楽が静かな感動を誘っていたのに、