2018年01月19日

Paddington 2

Paddington2.jpg2017  

Director:

Paul King

完全に子ども向けストーリーだが、パディントンの愛らしさと 家族を取り巻くユニークなやりとり、幸せあふれるストーリーと映像に、大人の心もつかむ。続編映画ができるくらいだから。
人間以上に礼儀正しい ❛クマ❜ を通じた誠実さ、家族の温かさ。
家族だけでなく、近所の人たち、刑務所内でも 人の心を動かし、たくさんの友達をつくるパディントン。周囲をハッピーにするパディントン。
パディントンは お世話になったルーシーおばさんのために、家族は そんな家族の一員パディントンのために。
悪者が登場してこそストーリー展開があり、しかし極悪人ではないし、誰も死なない。子どもが観られる映画だから。
悪者役は、ニコール・キッドマンから 今回ヒュー・グラントへ。ヒュー・グラントも 彼らしく はじけたが、若干空回りな印象も。でも、絵本のような映画だから OK。彼が演じるブキャナンの家に、若かりしヒュー・グラントの写真が飾ってあるのは少々必見。
パディントンは子グマの設定ではないかと思うが、声は割と大人びている。と思ったら、ベン・ウィショーだ。
余談、クマ比較。TEDは見た目がクマのぬいぐるみだが、パディントンは動物的。服を着たクマで、心や行動は人間的。純粋な心の。私個人的には、マーマレードは苦手で、プーさんのようにハチミツのほうが好きだ。
しかし、自然なCGアニメーションと実写の融合、何でもできる時代だ。
これから立て続けに、サリー・ホーキンス主演の映画が公開となる。
ラベル:映画 p
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2018年01月18日

Mein Blind Date mit dem Leben  「5パーセントの奇跡~嘘から始まる素敵な人生~」

Mein Blind Date mit dem Leben.jpg2017  

Director:

Marc Rothemund

心温まる、勇気をもらえる、笑いあり、感動ありの よい映画。
❛奇跡❜ というくらいだから よい話だろうと察しはつくものの、アメリカ映画ではないところがよい。
知らない俳優ばかりなのに、登場人物にすぐに親しみを感じる。
絶望するような思わぬ事態に、主人公サリーは、95%失った視力を不幸だとは考えず、5%の視力あることを幸運だと考えた。
大切なサリーの家族には、彼の力になる特に姉、母。彼の意志に理解を示さない父。
ホテルで働く夢をかなえるために、なんと目が見えないことを隠して、
5つ星ホテルの研修生となる サリーの無謀な試み。そこには、前向きに
人一倍努力する彼の姿があった。
彼とは真逆の誠心を持つ同期のマックスに 人のよいサリーは手助けを。それはサリー自身に大きく返ってくることになる。
意欲と記憶力、研ぎ澄まされた感覚を持つサリー。意欲のない遊び人、しかしサリーの目となるマックス。彼らは親友となり、この微笑ましい でこぼこコンビを応援したくなる。
サリー自身がスリランカの血をひくこと、ホテルで働く従業員には移民もいて、申請手続きをサリーが手伝ったりと、人種に関わる難題にも触れている。
ホテルで出会う人たちも サリーに手を差しのべる。これには 世の中捨てたものじゃない、ほっと胸を撫で下ろし、温かい気持ちになる。サリーの努力する姿と 無償の優しい行動が招くものだと。
しかし、全てがうまくいくわけではない、どうしても不可能なことはあるのだ。無理がたたり、自暴自棄になり、目が覚めるサリー。
彼はもう隠し通すのを辞め、現実と向き合うわけだ。しかし、そこで諦めないのがサリーで、最後までチャレンジする、彼に不可能という文字はなかった。
ぶち当たる様々な困難を乗り越え、目標を達成するための並々ならぬ奮闘、親友や家族との関わり、恋人の理解を得るまでの奮闘、と これまでの流れに感情移入しながら集中したため、ホテルの修了試験から後は 少々駆け足の流れにも感じる。でも、とにかくよかった。
映画らしい奇跡の話のようで、奇跡ではない、人の心に訴える、素敵な作品だ。
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ラベル:5 M
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2018年01月11日

Kingsman: The Golden Circle

Kingsman The Golden Circle.jpg2017  

Director:

Matthew Vaughn

イギリスのスパイ映画といえば007。こちらもイギリスらしさを強調しつつ、しかし、エンターテイメント系スパイ映画。あくまでも007とは打って変わって、「キックアス」のコミカルな雰囲気に通じるものは少々感じる、同じ監督作品なだけに。「キックアス」より大人向けで、アメコミ風味を抑え~「Xメン」シリーズも1本撮っている監督だから~。
007でもお決まりのように、オープニングは、前置きのない、派手なアクションの一幕から。しかし、車はバットモービルの仕掛けのような改造車、さらに水陸両用。
諜報員ものは世界を股に掛ける。
イギリス人は ‘英国紳士’、アメリカ人は ‘カウボーイ’ というのは、アメリカ人が見るとどう思うのだろう。それは さておき、“キングスマン” に “ステイツマン” とは、まず小ネタ。主演ののタロン・エガートンがアクセントのきつめなイギリス英語であるのと対比して、ジュリアン・ムーアのアメリカ英語もさることながら、スコッチとバーボン、‘ステイツマン’ のメンバーのコードネームがテキーラやらウイスキーやら~ジンジャーエールはノンアルコール~お酒の名前だったりと、突っ込みどころを敢えて。
少々のグロテスク描写は、コミック系の あり得なさ度。ファーゴ??
CG満載、キレキレの魅せるアクションは、何よりコリン・ファースらしくないアクションと、主人公エグジーの頼もしさ。
コリン・ファースは歳をとった~痩せた~が、長身でスタイルがよく、マーク・ストロングも同じく。カントリーソングを大声で歌うマーク・ストロングをいまだかつて観たことがあるか。2人はシリアスなスパイ映画でも親友役で共演していた。
彼らと並ぶと、小柄なタロン・エガートンは少年のようだ、スーツを着ていないときは なおさら。彼と一緒じゃなきゃと言うハリーを慕うエグジーだが、実際にタロン・エガートンはコリン・ファースを大好きらしい。
殻を破った ‘エルトン・ジョン’ の 思わぬ活躍。クライマックスには、コリン・ファースとエルトン・ジョン、何という組み合わせ、この会話。
アメリカ人代表の1人として、チャニング・テイタム。ここでも登場かという、近年いろんな映画に出演の目立つ彼だが、馴染む。スーツよりも、やけにウエスタンスタイルが似合う。彼は踊れるし。
ジェフ・ブリッジスが別人に見えるのは、髭がないせいか、ヘアスタイルか、痩せたようにも。
1つ、なぜアメリカの補佐官役にエミリー・ワトソン?彼女はイギリス人でしょ。
ドラッグ撲滅のメッセージが込められているような、それほどでもないような、とにかく、
~ふざけながらも~真面目なストーリー展開あり、キャラクター性あり、魅せるエンターテイメントとして、退屈する要素はまるでなく、スッキリ。

(アクション映画もご無沙汰で、最近のアメコミは観てないし、スターウォーズ続編も心に残らなかったため、久々に楽しめる作品となった。)  
ラベル:映画 K
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2018年01月09日

Final Portrait  「ジャコメッティ 最後の肖像」

Final Portrait.jpg2017  

Director:

Stanley Tucci

アップや瞬間移動のような独特のカメラワークと、無機質な色彩感、舞台はアトリエがメイン、音がなかったり、急に付けた感のある、しかし嫌みのないバックミュージック、限られた登場人物と、アート絡みをテーマとして アートなこの映画はどのように展開する?
うん??!やけに抑揚がなく、展開も何も...時が流れただけ。記者でありモデルを務めたジェイムズのポートレイトにジャコメッティが取りかかって描き終わるまでの一時。
その間、ジェイムズの目線で、芸術家ジャコメッティの性質や生活を垣間見る、淡々と。
そして、切り上げの速さ、即座に Stanley Tucci の名が現れ。
これだけのことで、退屈なのはジャコメッティや美術に対する知識がないからで、興味のある人には観方が違うであろう、この映画。
ラベル:映画 f
posted by JUNE at 18:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする