2018年01月28日

The Lost City of Z  「ロスト・シティZ 失われた黄金都市」

The Lost City of Z.jpg2016  

Director:

James Gray

若くしてトップの立ち位置に、正義感あり、野望を追い求め、厚く的確な言葉で語り、目上の者を敬い、部下を大切にし、曲がったことはしない、ふざけない、愛する妻と子、と 完璧すぎるのだ、主人公パーシーが。というより、チャーリー・ハナムが という印象。他に出てくる若者は ロバート・パティンソンくらいだもの。
エンドクレジットに、エグゼクティブプロデューサーとして「ブラッド・ピット」の文字。
で もって、けっこう壮大な話で、ジャングルロケや撮影も大掛かりであるのに、未公開枠で上映されるとは。せっかくこの規模の映像であるのに もったいない、ホームシアターレベルの単館では観づらく、伝わりづらい 。
主人公は 劇中、3度の探検と1度の戦争を経験していて、これを全て描くのも珍しい長期戦だが、全体として単調で、探検記録を綴ったもの という印象。アマゾンで危機に直面するシーンもあるのだが。肝心の探検に関わる人間模様は希薄。
心を動かされるような 家族との関わりと その移り変わりも描かれるが、内容的にはありふれた流れともいえる。
ここまで単調に展開して、そこで終わるかー と。彼の記録は、消息を絶った彼とともに消えた。
コンパスが意味すること。信じて待ち続けた妻。その辺は、結末から パーシー・フォーセットの人生のストーリーに思いを馳せる材料となる。

なかなか観る機会が少ないチャーリー・ハナムを 完璧な役の主演で観たということで。彼は歳をとらず若く見えるので、どうも シエナ・ミラーのほうが歳上の印象で、夫婦には。
トム・ホランド?子どものように見えるので、「スパイダーマン」より前だろう。と思ったら、この映画は2016年製作ということで、それほど前のものではなかった。といっても、最新の「スパイダーマン」の製作時 漫画と同じく 主演俳優がティーンなのは初めてだということで注目されていたから、2本とも最近の映画というわけだ。
ラベル:映画 l
posted by JUNE at 20:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Jupiter holdja  「ジュピターズ・ムーン」

Jupiter holdja.jpg2017  

Director:

Kornél Mundruczó

終始シリアスな東欧風感を漂わせた背景にして、奇想天外映像というのが独特で、「ホワイト・ゴッド」には魅せられ、どこか神秘的なものを感じるのだが。
しかし、今回は いったいどこへ向かっているのか?話はまるで解決しないまま、とりあえず宙に浮かぶ青年が警察の追っ手から逃げ切っただけ。
不思議な能力の原因と それが意味することは、さっぱり解明されず。彼は捜していた父親に会えず。彼は濡れ衣にせよ、テロリストとの関係は不明。
出だしは訳がわからないままに、追われる、近未来の設定なのかと思ったが、そうではなさそうで、ただ難民の取り締まりなのか。ハンガリーの社会的な背景がありそうだが。テロというのは現代的な内容でもある。
主人公なのか准主役なのか、訳ありの医者の男は、無重力青年を金儲けにさんざん利用し、最後は助けたと。2人に友情も芽生えたか。それはよいが、この状況で 全く深みを感じられず。
向かう方向わからぬまま、流れは中だるみ、そして締まらず。
いったい何を表現したいのだろう。今回この映画に特有なわけで 重要であるかに思えた 不思議な出来事~映像~に 意味を期待して、残念。
ラベル:映画 J
posted by JUNE at 15:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする