
Director:
Clint Eastwood何が起こるか、ある程度テーマはわかっていて。それをどういう角度から、どう観せるかは つくり手にかかっている。
今回話題になっている、当事者の出演という監督のこだわり、 つくりとして そこだけに頼らない、内容的に想像を超えるものだ。映画全体の ほんの数分のシーンにして。空気が張り詰める、緊迫の数分。 そこに至るまでの 複雑ではない時間の交錯や、 主要な登場人物の人物像を掘り下げる時間が予想外に丁寧で、 それが大きな効果をもたらす。ある程度、主人公を絞ったのも、 彼らの関係性を描くには十分で、間延びせず、 テーマが広くぶれなくてよい。
警察でもSWATでもない普通の青年たちが、 大勢の命に関わる緊急事態に、自らの危険を顧みず、 頭と体を使って即座にとった行動。
入隊に志願する、その動機は人それぞれあるかもしれない、 環境や宗教も関係し、日本人の感覚ではわかりづらいもの、 1つ考えさせられる。
最後まで観る過程で、何を伝えたい映画なのかがわかる。
また すごいものを観た。やはりクリント・イーストウッド、 おそるべし。時事内容を扱いながら、わかりやすく、といっても ただ単純というわけではなく、 大げさではないドラマティックな構成で魅了する、 イーストウッドフィルム。
ドラマティックなつくりといっても、 彼らがあの列車に乗ったことは、運命的だ、実際に。そして、 人を助けるための行動、それは彼らに備わっているもので、フィクション ドラマではない。すごい話だ。
似たようなタイトル、「3:10 to Yuma」って映画があったな..なんて観る前に思ったが、 そんなことどうでもよくなった。
今回話題になっている、当事者の出演という監督のこだわり、
警察でもSWATでもない普通の青年たちが、
入隊に志願する、その動機は人それぞれあるかもしれない、
最後まで観る過程で、何を伝えたい映画なのかがわかる。
また すごいものを観た。やはりクリント・イーストウッド、
ドラマティックなつくりといっても、
似たようなタイトル、「3:10 to Yuma」って映画があったな..なんて観る前に思ったが、
ジャンルも違えば比較してよいものかわからないが、