2018年03月09日

Happy End

Happy End.jpg2017  

Director:

Michael Haneke

ため息が出る。この進行具合のまま、ここで終了する、後味の悪さ。
ミヒャエル・ハネケ監督だもの、タイトルが いわゆるハッピーエンディングを意味するはずもない。ハッピーな最期だ。
ハネケフィルムの中では 軽いタッチで 穏やかな傾向の作品に違いないが、見たくないような人間の毒を 皮肉に残酷に出してくる。
澄んだ青空と青い海を背景に、テーブルを囲む、身なりの整った家族の画。表向きにはよい家族、しかし、各々の秘密の裏の顔が見え隠れ。本音が表れる、スマホ、SNS、ネットのチャットと 現代的なツールに 本当の自分が生きている。
カメラが部屋の一部に設置されたまま、登場人物を追わないような撮り方や、ストーリー展開中に 意図的に遠くてセリフが聞こえない状態にする、独特なカメラワーク。
「愛、アムール」の続編説。ハネケファンではないのと、雰囲気が違うだけに気づかなかったが、自分で気づいたなら おもしろい。
ラベル:映画
posted by JUNE at 14:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする