
Director:
Michael Hanekeため息が出る。この進行具合のまま、ここで終了する、 後味の悪さ。
ミヒャエル・ハネケ監督だもの、タイトルが いわゆるハッピーエンディングを意味するはずもない。 ハッピーな最期だ。
ハネケフィルムの中では 軽いタッチで 穏やかな傾向の作品に違いないが、見たくないような人間の毒を 皮肉に残酷に出してくる。
澄んだ青空と青い海を背景に、テーブルを囲む、 身なりの整った家族の画。表向きにはよい家族、しかし、 各々の秘密の裏の顔が見え隠れ。本音が表れる、スマホ、SNS、 ネットのチャットと 現代的なツールに 本当の自分が生きている。
カメラが部屋の一部に設置されたまま、 登場人物を追わないような撮り方や、ストーリー展開中に 意図的に遠くてセリフが聞こえない状態にする、 独特なカメラワーク。
「愛、アムール」の続編説。ハネケファンではないのと、 雰囲気が違うだけに気づかなかったが、自分で気づいたなら おもしろい。
ミヒャエル・ハネケ監督だもの、タイトルが いわゆるハッピーエンディングを意味するはずもない。
ハネケフィルムの中では 軽いタッチで 穏やかな傾向の作品に違いないが、見たくないような人間の毒を 皮肉に残酷に出してくる。
澄んだ青空と青い海を背景に、テーブルを囲む、
カメラが部屋の一部に設置されたまま、
「愛、アムール」の続編説。ハネケファンではないのと、