人間が出ない映画をこんなに真剣に観たことはないかもしれない。 いろんなアイデアを逃すまいと。犬好きなら.. とかなんとか言う日本版テレビスポットは意味不明、“ウェス・ アンダーソンフィルムを観る” ということ。私としては、声の出演を押さえておくのが1つの楽しみ方かと。
“フォックス” よりも、動いているものに立体的な人形感あり。
犬視点の人間的ストーリー。
犬の毛並みのフワッと感や 潤んだ目、飼い犬らしい犬の気持ちや、微笑ましい犬どうし、 または犬と人間とのやりとりを。
明らかに古き日本に見えるが、 今から20年後の設定だと敢えて表記する必要ある? まぁいいとして、日本が舞台というのは微妙な感覚なものだが、 この映画は初めから そのコンセプトを発表してあり、 海外から見た日本っぽさを詰め込んであるアイデア、 そこばかりに執着せず、犬心のアイデア、人間介入のストーリーと 、ウェス・アンダーソンらしいスタイルでありながら、 また違う方向のこだわりの映画だと観る。
もちろん、ウェス・アンダーソンファミリー含め キャスト陣には注目。犬キャラクターが俳優に見えてくる、 犬によっては。
“フォックス” よりも、動いているものに立体的な人形感あり。
犬視点の人間的ストーリー。
犬の毛並みのフワッと感や 潤んだ目、飼い犬らしい犬の気持ちや、微笑ましい犬どうし、
明らかに古き日本に見えるが、
もちろん、ウェス・アンダーソンファミリー含め キャスト陣には注目。犬キャラクターが俳優に見えてくる、
日本語セリフには あたりまえに字幕が付いていないため、 割合は少ない日本語にときどき耳をこらさなければいけない、 不思議な感覚。
日本をテーマにしてあるとはいえ アメリカ映画なのに、 珍しい、劇中のキャプションやクレジットも英語と日本語 両表記なのは、日本に気を遣ったアイデア? 今回の日本に対する監督の ‘リスペクト’?
日本をテーマにしてあるとはいえ アメリカ映画なのに、
以下、かなり個人的な感想。私としては エドワード・ノートンの声が好きで、ジェフ・ゴールドブラムの声は聴き方によっては良い声なのだけど、今回はよくわからず。スカーレット・ヨハンソンの声は良いようで、妻フォックスのメリル・ストリープの滑らかな声には負ける。ティルダ・スウィントンはほとんどしゃべってない、パグの表情はかわいいのだけど。人間キャラクターで、グレタ・ガーウィグとフランシス・マクドーマンド出演も お得感、しかし似ても似つかない。オノ・ヨーコ出演の必要はあっただろうか..。