2018年06月30日

Solo: A Star Wars Story

Solo.jpg2018  Director: Ron Howard

ハン・ソロのキャラクター性、完全に純粋なヒーロー像とは少し違うアウトローな一面、しかし もちろん悪役ではなく、後の出方は決まっているわけで、またハリソン・フォードの印象もあり。そこを初めて注目された彼が 全体的によいバランスで、主人公としてキメた、スター・ウォーズ、スピンオフシリーズの重要な1話として 成功に違いない。
スター・ウォーズシリーズにロン・ ハワード?って、私には十分スター・ウォーズシリーズらしく観え、文句なし。
しかし、スター・ウォーズに詳しい大ファンは観る目が違うらしい。私には、劇中出てくるカタカナ言葉が意味するのが 場所なのか、人なのか、組織なのか.. わからない。今回は そういうのが少ないほうで、スター・ウォーズ史の細かな点の知識がなくとも 問題ないストーリー。
ヒロインも 小柄であっても、キュートさと美しさ、戦士らしさと女帝らしさを兼ね備え、意外と良く、重要なシーンでも活躍。2人のコンビネーションも良い。
ハン・ソロの名前の由来や、チューバッカとの出会いについて触れてあるのは、得した気分になる。
ウッディ・ハレルソンが出演すると、スター・ウォーズのような気がしなくなるが..。
ラベル:映画 s
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Only the Brave

Only the Brave.jpg2017  Director: Joseph Kosinski

ノリのよいバックミュージックに乗せて、男たちが挑む姿。
出だしから、アメリカ映画的な魅せるドラマティックさがあった。
臨場感のある、森林火災、荒れた山道を進む自然の中でのアクションシーン、観せるのはそれだけではない。
主要メンバーの家族関係や人物像、チーム内での人間関係も この映画の重要なポイントとなっている。
そして、クライマックスからの展開は 思いもよらぬものだった。事実を知らなかったから。
実話に基づく重み。
ジョシュ・ブローリン演じるエリックの現場へ向かう前のシーンの伏線には気づくが、これほどの大惨事が待ち受けているとは。
自然の驚異と闘う現場、ドラマティックなようなアメリカ映画でも 現実は厳しいものだった。
言葉も出ない。
そして、行かないほうがよいと言われても中学校へ向かったブレンダンが受けた衝撃と痛み。
家族たち。
実際の英雄たちそれぞれの笑顔の写真、そして、ピラミッド型の集合写真。
これまでにも似たようなつくりのエンドロールを観たことがあるが、やはり胸が詰まる、込み上げる感動がある。悲しいながらも 温かいエンディングの後で。
想像以上に、大きな話であり、軽快な流れと 事の重みの展開、ダイナミックな映像と、観やすいバランスもあり、観るべき映画だと。

主人公のマイルズ・テラーは最近 注目度が急上昇した若手だが、周囲を固める俳優に、ひと昔前から今でもな有名人がそろっている。ジョシュ・ブローリン、ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・コネリーに、アンディー・マクダウェルを久々に観た。
テイラー・キッチュは割と最近の一時期、女性に人気俳優的に話題になったが、しばらく目立たず、今回は男臭く若干の汚れ役を好演といったところ。
第二のリーダーの存在の役、ジェイムズ・バッジ・デイル、彼が前から脇役でたくさんの映画に出演していることは知っている。
ラベル:映画 O
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2018年06月24日

D'après une histoire vraie  「告白小説、その結末」

D'apres une histoire vraie.jpg2017  Director: Roman Polanski

いかにもおもしろそうで、腑に落ちないのは..。
フランソワ・オゾン「スイミングプール」に、スティーヴン・キング原作「ミザリー」の要素を加えたようなストーリー。
さらに、彼女 “ELLE” といえば、イザベル・ユペール演じた、ポール・ ヴァーホーヴェン「ELLE」をタイトルにした映画が最近。
ロマン・ポランスキー?!
スランプの作家、田舎の別荘、何事もなかったように、明確にせず、不穏な空気だけ残すエンディングも「スイミングプール」だ。
エルの正体は両方にとれる。が、周囲の反応やラストシーンからすると、「スイミングプール」と同じ結末が優勢。しかし不可解だ。
エヴァ・グリーンとエマニュエル・サニエが 各々の印象を活かして、おもしろい雰囲気を醸し出している。 
ヴァンサン・ペレーズは歳をとっても なかなか素敵だ。
ラベル:映画 d
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2018年06月23日

Wonder Wheel  「女と男の観覧車」

Wonder Wheel.jpg2017  Director: Woody Allen

オープニングのレトロなミュージックと この字体、カメラ目線の語りも ウディ・アレンスタイル。
今回は、1950年代、ニューヨーク、コニーアイランド。ビーチ沿いの街、カラフルで、賑わう遊園地。そんな華やかな舞台とは裏腹に..。
ウディ・アレン仕立ての視点は、ケイト・ブランシェットの「ブルージャスミン」と似ている。イタい女性とでも言おうか。気持ちはわかる、彼女は頑張っているが、空回り。
幸せとはいえない、夫と息子と恋人、夫の娘との間で 冴えない生活を奔走するジニーのチャーミングであり、必死な雰囲気が出ている、長ゼリフも流石なケイト・ウィンスレットの名女優ぶり。
舞台劇的なドタバタ感はウディ・アレンフィルムによくあるが、終始 気持ちがザワついて止まらない流れで、疲れる。そして、全てが崩れていき、うまくいかない人間模様。よいかわるいか、ドラマティックなストーリーも ウディ・アレンフィルムだと、アイロニカルなストーリーを極めたオチ..といった映画になるもの。
ジャスティン・ティンバーレイクは、やたらに古風なスイミングスーツが似合っていて、がたいがよくなったが、顔や風格は未だにカリスマアイドルといったところ。彼ミッキーが語りを入れる必要あるだろうか..?
夫ハンプティ役の俳優を観たのは、犬の映画「K-9」以来な気がする。見る影もなくなったが、よい演技。
本当の意味での ‘火遊び’ がわるい癖の息子リッチー役の男の子の おじさんみたいな風格。彼の映画好きに 勝手に親近感。
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ラベル:映画 w
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Mine  「アローン」

Mine.jpg2016  Directors: Fabio GuaglioneFabio Resinaro

登場人物は、その場に3人だけ。頭の中の世界でプラス2、3人。砂漠のど真ん中で、一ヶ所から動けない状態でのサバイバル。..よりも、どちらかというと、主人公マイクの心を明らかにしていき、彼を心残りから解放していく流れに。
シチュエーションは違えど、似たようなタイプの映画、ジェイムズ・フランコの「127時間」は、九死に一生を得るサバイバル度が高く、心理的な描写とのバランスもよく、実話に基づく話の重みも相まって、おもしろい。
それと比較すると、この映画、序盤は 心臓の音が聞こえるような、何かが起こる予感にハラハラするが、一度そのスタックな状況に陥ると、中盤までは緊迫感に欠ける。
砂漠に現れた現地の男、彼は重要な役とはいえ、流暢な英語をしゃべるのも不自然、コミカルなやりとりが映画自体を軽くする。
マイクの心理状態が極限に近づくにつれ、現実なのか幻想なのか わからないシーンが多くなる。彼の頭の中で渦巻いている、ガールフレンドに対して申し訳なく思う気持ち、父との確執、暴力、過去のシーンのフラッシュバックと 窮地の現在とが入り交じる描写はうまいが、あまり幻想の世界が多いと、現実から離れてしまう。
窮極が、そのオチ。まさか、この映画丸ごと1本をふいにするような?真面目に奇跡と捉え、あの娘に助けられた?幻想と入り交じり過ぎて、結末の捉え方さえもわからない。
彼の片膝をついたスタイルに最後までこだわった、それを美しいと観ることもできる、しかし、映画の軸の不安定さに いまひとつの この映画。アイデアとしてはおもしろいものの。
そして、なぜ、エンドクレジットで流れている曲が明るいんだ..?
髪形と、少しスリムになったのか、アーミー・ハマーが若返って見える。
父役のイギリス人俳優、悪人顔で悪役しかできないであろう、また出たなと。
ラベル:映画 M
posted by JUNE at 15:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする