2018年09月03日

Borg McEnroe  「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」

Borg McEnroe.jpg2017  Director: Janus Metz

人物像の掘り下げと試合に特化した内容、シリアスなつくり、くどくない程度のドラマティックさ、取り上げた2人のテニスプレイヤーと ダブル主演の2人の魅力 と、くぎづけになる。
決勝戦はかなり長いシーンが続くが、ウィンブルドンテニスの中継を見ている感覚で、観続けられる。まさにテレビ中継のような広範囲を上から撮ったテニスコート、試合会場全体の臨場感と、近距離、足元を撮り、世界トッププレイヤーの試合に見える、撮り方の見事さ。
テーマが違うとはいえ、最近の映画「Battle of the Sexes」とは雲泥の差。
取り上げた試合からしても、少年時代のシーンを比較しても、エンディングの写真の見せ方からしても、ボルグメインの映画だ。そこに重要なマッケンロー、2人のストーリー。
ボルグ役の彼を見たことあるようで知らない...「ストックホルムでワルツを」! あまり冴えないが、優しく、キーパーソンとなった彼は、長身で細身だったが、頬がこけてテニスプレイヤーらしい体型に、ロングヘアで美しく、見違えたが、彼だ。その美しさというのは、ただ甘いのではなく、‘氷の男’ というくらいだから、内に秘めたものがありそうな彼が頭角を。
そして、キャラクターが なんともマッチするシャイア・ラブーフ。ただ問題児の印象というだけでなく、演技もうまいから 引き立ち、ボルグ第一主役の流れで、マッケンローのシャイア・ラブーフのほうが顔が有名だから、ちょうどよいバランス。
ステラン・スカルスガルドは公開映画出演が本当に多いが、スウェーデン語の映画は珍しい、これは出演せねば。少し若い頃のシーンは若干髪の毛が多いのだけど、あまり変わらない。しかし、実際のコーチの写真とヘアスタイルが似ていた。
独特のヘアスタイルによる似せ方もあるにせよ、ボルグ本人とスベリル・グドナソンがよく似ていて、この決勝戦後の写真の復刻映像を考えると、心が震える。少年時代のボルグも特徴をとらえている。
シャイア・ラブーフのポスター写真を見たらアメリカ映画を思うが、北欧の秀作。
ラベル:映画 b
posted by JUNE at 23:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする