よくわからない。
初めは 隣家に現れた魅力的な彼女の失踪を探る話なのだろうと、 しかし、早々と 向かう方向がわからなくなり、長い。 長いのかどうかもわからないような流れ。現実か幻想か、 どうでもよくなってくる。
が、細部から 暗に意図しているこだわりを読み解き、 はまる人には はまる映画だろうと思われる。
デヴィッド・リンチ風だとは 私は全く思わない。「 インヒアレント・ヴァイス」のような感じで、 主人公が大人か若者か、それに伴う、 アンダーグラウンドの汚なさの違い。そもそも「イット・ フォローズ」の人気も 私にはわからない。
夢のハリウッドのすぐそばに住んだものの、理想とは違う現実、 彼のオタク精神で、気になる道をたどってみる、行き着いたのは. .ということ? どう行き着いたのか、はっきりはせず、 これまで観てきたものも無意味に思える。
それは観方によるもので、 この普通ではない感覚のおもしろさに気づかなければ、きっと この映画を語ることはできないだろう。
主人公がアンドリュー・ガーフィールドだから どう演じるかを期待して観られるものの..。
クレジットの3番目くらいに出てくる、トファー・ グレイスなんて出てたっけ?と。