ファルハディ監督作は いろいろやって もうちょっとのところで未解決の結末.. それを覚悟しなければいけない。しかし 今回は決着をつけただけ満 足、角度を変えて濁すエンディングだけれども。 わざと観せて濁した 解明したが解決してない結末以外も、全てが丸く収まったわけではない。犯人は野放し、イレーネの実父 の件も 農場の件もすっきりせず。そこまでの 家族・関係者を巻き込んで どんどん追い詰められる感覚の群像劇は、さすがファルハディフィ ルムといったところ。映画のテーマは 誘拐事件自体ではなく、事件をきっかけとして乱れていく身内関係 であるのが ファルハディフィルム。
しかし、決着がついたことは何よりだけれども、タイトルからして もっと巧妙な真相を期待したものだから、意外ではあったが、 なるほど-な おもしろい結末とは言えない。
ところで、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムの夫婦共演が話 題になった今作、スペインが舞台というのも良く。ラテンの陽気な 結婚披露宴も楽しそうだが、停電にはご用心。
しかし、決着がついたことは何よりだけれども、タイトルからして もっと巧妙な真相を期待したものだから、意外ではあったが、
ところで、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムの夫婦共演が話