きらびやかな社交の場のオープニングから一転。
無実の罪を着せられたとはいえ、ギャングの一味のような人物であるわけで、しかし なぜかヒーロー的 男気があり、爽やか(に観える)なチャーリー・ハナム。鍛えられた身体の彼も みるみる痩せて..。終始、監獄と 脱獄の度の収監を観続けるのは苦しいもので、チャーリー・ハナムだから観られるのかもしれな い。そして、絶望的な状況が続く中、希望を期待するから。
一方、助演のラミ・マレックが フレディ・マーキュリーを演じたのと同じに観え、しゃべり方も気 になる。
初めは金づる目的であり、パピヨンのドガに対する友情は 唐突にも思えるが、2人の絆はストーリーのポイントでもある。
暗黒の世界からの 青い空と広い海、美しい。観応えのある映画。