いかにもウェスタン映画に付けるような邦題だ。アメリカ開拓の雄 大な自然が舞台、大きなスクリーンで観たいもの。 ウェスタンアクションだが、ゆっくり進む、登場人物の一対一の会 話のシーンに時間をかけている印象。
先住民と白人=入植者との対立、それがストーリーの大きな背景で あり、しかし 彼らが荒野を移動する間に起こる戦い、それは先住民も白人も関係 ないもので、主人公ジョーが心を入れ換えるのに時間はかからなか った。憎しみ、復讐、殺し合いは繰り返され、 何も解決することはない、自身の行動に葛藤し、家族・ 仲間を失い、悲しさが残るだけ。
前にも護送する役をしていたクリスチャン・ベイルは やはり重く美しい主役だ。
なぜか立て続けに出演作が公開するロザムンド・パイクにしても 主演2人がイギリス人だが、特にクリスチャン・ベイルはいろいろ やっているから違和感はなし。
小者そうなのに影のある少々目立つ立ち位置を観かけるベン・フォ スターの出方は、キーパーソンのようで、あっけなく、早々と終わ らせた感。
あっけないと言えば、隊に新人は意味があるが、ティモシー・シャ ラメは 公開が今だから名前が出るだけ の可哀想さ。初めから終わりは観えていたが、こんなにも。どう見 てもこの仕事には華奢過ぎる。敢えてフランス人の役であることに も意味を感じないが、一行が出発前にリーダーのクリスチャン・ベ イルと向き合うシーン、ティモシー・シャラメの唯一のセリフらし いセリフにも結局意味がなく、この映画はかなりストーリーを端折 っている?そして、仲間は 新人ほど死にも注目されない展開..。
しかし、大尉ジョーは護送に全く成功していないではないか。
列車が動き出したことで、土地の復興も思わせるラストシーン、遠 ざかる列車を後ろから 行き交う人とともに映した風景は美しく。あれ?同じ列車に乗った ?映画ではそういう時って はっと気づいて走って飛び乗るものでしょう。ジョーはそういうキ ャラクターではないにしろ、あまりに普通に歩いて乗ったものだか ら.. 状況を疑った。少しもハッピーエンディングに観せないのだから. .。今後の再生が予想されるものの、悲しい雰囲気が残る。
「ファーナス」もそうであったように、渋い映画を撮る監督だ。
クリスチャン・ベイルと ロザムンド・パイクのストーリーで、エンターテイメント要素皆無 のウェスタン。
先住民と白人=入植者との対立、それがストーリーの大きな背景で
前にも護送する役をしていたクリスチャン・ベイルは やはり重く美しい主役だ。
なぜか立て続けに出演作が公開するロザムンド・パイクにしても 主演2人がイギリス人だが、特にクリスチャン・ベイルはいろいろ
小者そうなのに影のある少々目立つ立ち位置を観かけるベン・フォ
あっけないと言えば、隊に新人は意味があるが、ティモシー・シャ
しかし、大尉ジョーは護送に全く成功していないではないか。
列車が動き出したことで、土地の復興も思わせるラストシーン、遠
「ファーナス」もそうであったように、渋い映画を撮る監督だ。
クリスチャン・ベイルと ロザムンド・パイクのストーリーで、エンターテイメント要素皆無