2019年10月04日

Joker

Joker.jpg2019  Director: Todd Phillips

確かに ホアキン・フェニックスにしかこの役はできないと思える彼の独り劇で、オスカー受賞は間違いなさそうだ。精神を病んでいる人に見えるのだが、ホアキン・フェニックスの演技がそう見えるのは初めてではない。
有名なアメコミ悪役キャラクターの誕生話であること、ブルース・ウェイン家族にも触れ、ジョーカーというキャラクターの前提があることが唯一の救いだと思える、エンターテイメント性皆無の 胸が苦しくなるような精神的に重いストーリー。
アーサーは不器用で、不安定なところがあるかもしれない、それでも悪人ではなかったはずで、些細なことや 心ない周囲の悪行に巻き込まれ、全てが悪い方向へと 彼を追い詰め、孤独で、闇の現実と幻想の世界に生き、唯一の味方であるはずだった母のこと、クラウンはジョーカーへと変貌していく。その背景で暴動が起こっているのも 心が荒れる。後半 赤いスーツに身を包んだ彼の姿は ジャック・ニコルソンのジョーカーに外見が似て見えた。非道なジョーカーはこうして形成されたわけだ。
The King of Comedy の要素があり、人気テレビ司会者役がロバート・デ・ニーロというのがおもしろい。
精神面では現実的に国は関係ない問題だが、状況としてアメリカは怖いところだと.. ゴッサムシティはアメリカとは限らないか..。
ラベル:映画 J
posted by JUNE at 21:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする