2019年11月23日

Life Itself  「ライフ・イットセルフ 未来に続く物語」

Life Itself.jpg2018  Director: Dan Fogelman

見せ過ぎの予告編から読めるような話ではあったが、構成は予想を超えていた。それは つながりのある幾通りの男女の運命を 流れとしては語られ、視覚的には駆け抜けるように観るもの。
人生の壮大さを感じられるようで、最終的にはいまいち釈然としない。ストーリーはわかりやすいのに、ラストが駆け足過ぎ、まとめが文学哲学的で、映画の始まりについての終わりを成していないように思えるから。
冒頭のサミュエル・L・ジャクソンの語りシークエンスは必要か?出だしのノリが一気に消えて、映画の方向性に戸惑う。オスカー・アイザックに救いはないのか.. やりたいように脚本を書き換えるようなスタイルなのに、くどいくらいに書き換えていたのに。脚本スタイルから 書き換えのない論文スタイルに変わっていった?
序盤だけ名の知れた俳優が揃い、中盤以降 有名なのはアントニオ・バンデラスだけとなる~彼の身の上話が長い~。スペインユニットの女の子はどこかで観たことあるなと、ドイツ映画だったからだ「ヴィクトリア」。アネット・ベニングは精神科医というだけの役だが、主演俳優に関しても その章だけで消える印象、ストーリーをつなげているのはわかるけれど。その構成もやや特殊なので 腑に落ちないのかも。
オリヴィア・ワイルドとオスカー・アイザック、スペインの男性ハヴィエル、それぞれの行動に疑問を感じる。デリケートな経緯もあるから 各々の行動には個人差があるとしても、主要な登場人物の行動をいまいち理解できないのは 映画としてどうだろう..。また、全体的に、特にニューヨークユニットは 若干大袈裟で 俳優の演技力の見せどころといった感じが..。
しかし、人生の最も幸せな時、大きな悲しみ、数奇な運命を ‘Life Itself’ に説いた、良い物語ではある。
ラベル:映画 l
posted by JUNE at 23:55| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする