モノクロ映像が全体的に柔らかい雰囲気を出し、湖もきれいだ。ドキュメンタリー風に小型カメラで追うような。しかし、ヌーベルヴァーグのような洗練された感はない。日常を緩く。
オリ・ マキはプロボクサー、お世話になっているエージェントからはボク シングに集中することを求められ、周囲からの期待の圧力がかかる中、オリはといえば、 ガールフレンドのライヤのことが気になって。オリは減量にトレー ニングにメディア対応と やることはやるけれど、本心は上の空で、彼にとって一番大切なの はライヤと一緒に過ごすこと。
スポーツがテーマのストーリーではなく、ボクサーとしての紆余曲 折はあるものの、それほど気を揉むわけでもなく、ある程度 自分の好きな道を行き、オリとライヤの関係は良好。
フィンランド映画。
スポーツがテーマのストーリーではなく、ボクサーとしての紆余曲
フィンランド映画。