2020年02月22日

Midsommar

Midsommar.jpg2019  Director: Ari Aster

カルトでオカルト、意味不明でも 想像どおり。現実離れした内容のようで、どこかには実際に存在するだろう、似たような集団が。気分はよくない、後味が悪い、それも想像どおり、カルト映画だから。
ラベル:映画 M
posted by JUNE at 19:30| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Bombshell  「スキャンダル」

Bombshell.jpg2019  Director: Jay Roach

実話に基づくとはいえ伝記映画ではないので 特殊メイクする必要はない気がしたが、有名女優をまた違うキャラクターとして観やすいかもしれない。シャーリーズ・セロンもニコール・キッドマンも 普段と目元が違えば どこか別人のようにも見える。
ベテランキャスターの告発を機に 女性たちが立ち上がる、テレビ局内のスキャンダルの話だが、米映画界でも似たような話題があったばかりだ。最近の話題を赤裸々に、セクハラとパワハラの実情の暴露と、トランプ大統領の話題を批判的な形で差し込む、勇気あるアメリカ映画。
Long Shot はくだらないコメディーに思えたが、どちらの映画でも ファッション、ヘアスタイル、口調、かっこよくキメるシャーリーズ・セロン。ニコール・キッドマンも どんな役でも安定感あり。
扱うテーマは真面目な社会的問題、それを華やかな印象の大手テレビ局が舞台なだけに、名女優の共演、テンポよく、歯切れよく、事実に切り込み、痛快にと 観やすいつくりに。
ラベル:映画 b
posted by JUNE at 15:15| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

A Hidden Life  「名もなき生涯」

A Hidden Life.jpg2019  Director: Terrence Malick

ラストに、ジョージ・エリオットという作家の言葉の引用で、この映画のタイトルが出る。“今 それほど悪いことがおきないのは 名もなき人の生涯が支えている”
宇宙を超越したようなテレンス・マリックの世界。今作はまずロケ地の美しさに目を奪われる。あいかわらずセリフは極めて少なく、出だしは語りも少なめだが、まもなく夫婦が離れてしまうと、心の声と手紙の声が語られ続ける。自然の音とクラシック音楽。
澄んだ空気を感じる大自然の村で 家族の美しく幸せな時、それと対照的な孤独で冷たいベルリンの牢獄。ヒトラーへの忠誠の宣誓を拒否しただけで無実の罪で捕らえられたフランツと、周囲の目は冷たく村で孤立したファニ、長く苦しい時は果てしなく、事態は上を向かず、胸の苦しさが続く。自分の意志を貫き通すフランツと、そんなフランツのことを理解しているファニ。山の中でまた会いましょうと。どんなにつらくても2人の間には通じているものがあり、大自然の中に溶けていく。
ダニエル・ブリュールが目立つようになった頃から 実は重要な脇役等でドイツ映画に限らず出演しているアウグスト・ディールと、「エゴン・シーレ」で独特な魅力を観せたヴァレリー・パフナー、主演2人が映画の雰囲気にマッチしてとても良く、脇役でフランツ・ロゴフスキがまたよい出方をする。ドイツ語圏の人たちなのだからドイツ語の映画にすればよいと思うのだけど、それだと詩的なテレンス・マリックの世界にフィットしないのだろうか?主演はほぼ英語、周囲の声は英語と字幕のないドイツ語を混ぜてある。
事実を基にしてある 現実的な内容であるにも関わらず、テレンス・マリックの手にかかると、今作は苦しい時間が長過ぎるものの、やはり神々しく美しい。テレンス・マリックフィルムの中で The Thin Red LineThe Tree of Life に並ぶ優れた作品かと。
ラベル:映画
posted by JUNE at 12:30| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする