2020年03月07日

Judy  「ジュディ 虹の彼方に」

Judy.jpg2019  Director: Rupert Goold

レネー・ゼルウィガーに見えるけれども、見た目は構わない。今年の主演女優賞総なめだが、女優としてベテラン、レネー・ゼルウィガーにはできそうな演技に観える。ただ、歌唱パフォーマンスシーンも多いので、それを含めての評価であることは明らか。彼女は Chicago でも歌い、実在の歌手の役で歌えるわけだから。
少女時代のジュディ役がジュディ・ガーランドに顔が似ている。
下の子ども2人が10代前半の頃のジュディの最後のステージまでが筋で、彼女が回想しているかのように 少女時代の一時期のシーンを交錯させながら、ジュディを形成した背景を観せていく。周囲の大人が 彼女の才能を伸ばしてスターにした、しかし 子どもの頃から彼女を薬漬けにし、不安定な精神の大人にさせたわけだ。
子ども時代のジュディが ショービジネスのために本当にやりたいことや楽しいことを犠牲にする姿や、子どもたちと一緒に暮らしたいとずっと願っていながら うまくいかない実情と子どもたちのことを考えて気持ちを押し殺すジュディの姿には、切なく 心を動かされる。
彼女の荒れた苦しいばかりの劇中だが、最後のショーのシーンには感動する。度々問題を起こしても 会場に集まっているのは彼女を愛するファンであり、プレッシャーや不安と闘いながら、エンターテイナーとしてステージで華々しく、原点に返ったようだった。
さて、レネー・ゼルウィガーは今までで一番痩せているが、久々に観ると顔に老いが目立つ、それでも50歳なわけだから当然で、この映画を機に また名演を観られればよいと。
ラベル:映画 J
posted by JUNE at 18:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする