2020年07月11日

Waves

Waves.jpg2019  Director: Trey Edward Shults

悩める若者と家族のストーリーを 音楽と 音楽のような映像に乗せて。高校生の男の子タイラーのストーリーから、妹エミリーのストーリーへ。完璧な家族が壊れていき、事実を受け止め苦悩し、克服していく。
主演の兄妹の演技が良い。ルーカス・ヘッジズが良いのは承知の上だ。
ストーリーのドラマティックさは、テレビドラマ調の起伏。それでも 映画としての淡いまとめ方が美しい。個人的にはテクノ風な音楽が聴き心地よくないが、独特な雰囲気をつくり出し、繊細な感情を表現するのに作用する。映像は、鮮明ではないようで、瑞々しく色彩が美しい。
ラベル:映画 w
posted by JUNE at 17:30| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Ballon  「バルーン 奇蹟の脱出飛行」

Ballon.jpg2018  Director: Michael Bully Herbig

東西冷戦下の東ドイツ、テーマとなる亡命のし方に特徴が。夢のある印象の ‘気球’、布を縫い合わせたカラフルで巨大な気球が開いたときの美しさを観るのも束の間、社会的脱出の手段となる。
陸が封鎖されているとなると、空から国境を越える、見つからないためには高度を上げる、気球の進行は風に委ねるしかなくコントロールできないもの、追っ手だけでなく天候や自然の影響も受ける、手作りの熱気球で。簡単に成功するものではなく、警察にマークされ、それでも西側の生活に望みをかける、家族最少のくくりで、犠牲を払っても。命を危険にさらす無謀な試みだが、事実に基づくとは。
冒頭で東ドイツの社会主義的様相を観せ、展開は速い。シリアスな社会派の話題の中に、エンターテイメントな差し迫るサスペンススタイルが終始繰り広げられ、家族のストーリーでもある。
ラベル:映画 b
posted by JUNE at 13:30| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする