2020年08月09日

The Death of Dick Long  「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」

The Death of Dick Long.jpg2019  Director: Daniel Scheinert

住人全体が顔見知りのような小さい町で起こったこと、悪い方へ転じ深みにはまっていく、ブラックコメディー調、確かに Fargo のような雰囲気はあるが..。
パンキッシュで浮ついているが 庶民的な一面もある主要人物の真面目な慌てぶりと、まぬけな行動、のんきな保安官たち と、緻密に気が抜けていて、予想のつかない巧妙な結末を期待でき、無名俳優ばかりのアメリカ映画 と、なかなかユニークな作品だが、んー、真相がこっちの方向では ファーゴからは離れ、笑えるものとは違い、奥さん役の表情が物語る。しかも フィクションだが、実際に似た事例があるとの話だから、確かに聞かないほうがよいこともある..。
趣味でバンド活動している彼らだが、歌が下手..と エンドロールまで手を抜かない。
この監督、してやったりの作品だろう。
ラベル:映画 d
posted by JUNE at 21:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Honey Boy

Honey Boy.jpg2019  Director: Alma Har'el

思考的なシーンと感情的なシーンを織り交ぜて 幻想的なムードをつくり、ドラマティックな要素主体で 斬新な映画を撮った意図が目立ち、この若手俳優3人の出演がなければ、二流アメリカ映画になっただろうと思える。
20代で最大の注目株だと思えるルーカス・ヘッジズが良いのはわかっていて、ただ、彼がそれほど破天荒な人生を歩む人物には観えないが。悩ましく、心の純真な部分を表す若者としては向く。
子ども時代の役だから純粋でよい、第一主役のノア・ジュプは Suburbicon でマット・デイモンの息子役、Ford v Ferrari でクリスチャン・ベイルの息子役、ここでますます頭角を現す。クセ者シャイア・ラブーフと対峙する複数の長いシーン。しっかりした子ども、無邪気な子どもらしさ、表情にも表れ、子役の演技となると恐ろしい、これ以上 大人にならないでほしい。
3人とも演技はうまいが、この映画での感情表現は いかにもな演出にも観える。
シャイア・ラブーフがこの映画の脚本を書いているが、彼自身の実話であるとしたら、その中で父親役を演じるという状況を思うと 考え深い。
ラベル:映画
posted by JUNE at 17:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Red Joan  「ジョーンの秘密」

Red Joan.jpg2018  Director: Trevor Nunn

無駄なく 流れがわかりやすく、注目するべき現役時代のシーン主体で、回想につながる現代のシーンでは コンパクトに重要な成りゆきとテーマを描写し、戦争時代とスパイ活動に秘められた、ある女性のストーリーを。
主人公視点で観るから映画として納得するのであって、世界の均衡が平和を?均衡をもたらす方法がこれなのか?すんなりと理解できることではない。しかし、彼女が国のために活躍する有能な人物であったことは間違いないが、戦時中 関わってしまった重大なこと、彼女の立場ではどうすることもできなかったわけで、状況からして計り知れない。祖国を裏切ってまでやったこと、ソ連が絡む恋人や友人がいることには惑わされるが、彼女がスパイ活動を行った理由は劇中はっきり述べられてはいる。
ところで、ジュディー・デンチは 007 の元Mであり、 彼女の若い頃にしては全く似ていない、今回頑張っていた主役のソフィー・クックソンという彼女は Kingsman と、諜報機関つながり。
ラベル:映画 R
posted by JUNE at 14:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする