2020年09月26日

Matthias et Maxime

Matthias et Maxime.jpg2019  Director: Xavier Dolan

幼馴染みのマットとマックス。前作と違いドラン色は出ていて、そこに男の子たちの仲良しグループのバカ騒ぎのような自然さもテーマになっているように観え、しかし 彼らは若者なのか大人なのか、マックス役のグザヴィエ・ドランは若く見える、男仲間の中でマット役だけが歳上に見え、設定も彼だけ既婚者で ビジネスシーンもあり 落ち着いた性質で、彼だけメンバーとしては違和感がある。が、主演として美しくもあるのかもしれない。
言いたいことはわかったが、若干間延びしているように感じ、全体として長い割には 予測できる2人のテーマが薄い気がする。ただ、2人が気持ちを一切言葉にしていない状態で オーディエンスに伝わるというのは 流石なのかもしれない。
公開延期続きの The King's Man(ビギンズものの新作)主演の彼は 主人公たちの仲間以外で唯一の若者出演者だが、マットにとっての現実世界の象徴か。マットが心の底で大切にするべきものとは..と。
見つかった子どもの頃の絵と推薦状のこと、ささやかなことに心が動かされるポイントを。それはとても良いエピソードだが、出だしから 意外と青春映画っぽいのでは..という印象の変化が強まる。
心の内で悩ましく、日常での友情と恋愛、母~お馴染みの母~との関係、すっきりはしないが 微妙に変化して爽やかに終える、音楽使いも素敵で、これがグザヴィエ・ドランフィルムというもの。
ラベル:映画 M
posted by JUNE at 20:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする