2017年01月15日

The Neon Demon

The Neon Demon.jpg2016  

Director:

Nicolas Winding Refn

「ドライヴ」の監督ということで、これまでとジャンルは違えど、その色は濃く出ている。暗がりとネオンの光の点滅の不協和、こもった響く低音とエコー、今回は目立たないがアンバランスな音楽。不快な アーティスティックさ。
考えてみれば、「ドライヴ」なんて セリフは少なくともストーリー含む監督カラーの出し方は普通なほうだ。ハリウッド用に手始めにつくってみたのだろうか。バイオレンスなデンマーク映画からスタートしているらしいが、残酷描写には「ドライヴ」で気づき、「オンリー・ゴッド」で加速したバイオレンスのみならず奇妙で奇妙な監督カラー。
今回の作品は、女性主人公のファッションモデルの世界を描き、バイオレンスに走りにくいテーマではないかと思ったが・・。
摩訶不思議というか、意味不明な空間の時間がやたら長いが、エル・ファニングの緩い印象が展開を急かさなくてもよい気にもさせる。奇妙なダンスは今回はないが、ジェナ・マローンの行動は奇妙だ。エル・ファニングはモデル体型ではないのだが、透明感のある白さが際立つ肌、白い肌に合う生粋のブロンドヘア、あどけない顔立ちが妖精のようで、他の女の子たちとは違う特別さがある。奇才監督のミューズとなってもエル・ファニングはキレイで、ジェナ・マローンは低俗な描かれ方。
クライマックスはそっちへ向かうのか・・、エスカレートする監督らしさ。普通にファッションモデルの世界を描くアート作品に仕上げるはずはない。美しさが不協和な空間を通ってデーモンの世界へ。主人公の環境と感情の変化も表現されているが、見た目にはお人形のようなクセ者モデルたちが嫉妬と憎しみにより監督色に変貌。
この監督のバイオレンスはその奇抜さが現実離れしているような、ある意味アーティスティック。しかし、後味はよくない。
クリスティーナ・ヘンドリックスは1シーンだけ、友情出演?キアヌ・リーヴスは決して感じがよいとはいえない これだけの脇役を敢えてしたの?
ラベル:映画 N
posted by JUNE at 18:11| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください