2017年06月25日

Éternité  「エタニティ 永遠の花たちへ」

Éternité.jpg2016  

Director:

Tran Anh Hung

こんなに美しい映画を最近観た気がしない。セリフはわずか、登場人物、特に女性それぞれの語り、スローモーションのような人の動き、クラシック音楽、美しい俳優にマッチする美しい衣装、ほどよく美しい装飾の屋敷、絵になるような美しい庭、エメラルドグリーンの美しい海。世代を超えて流れるストーリーの壮大さ、そこには生があり、死があり、愛があり、幸せな時、悲しい時、母と子ども、夫と妻、家族。 夢のように美しく調和した この映画。
トラン・アン・ユン監督が言っていた、人生の長い時間の中で映し出されるものは、生まれ、結婚、死という思い出だと。
使われているクラシック音楽は聴いたことのある有名な曲で、これがまた本当に美しくマッチしている。
ストーリーはここから始まった。ヴァランティーヌ役に オドレイ・トトゥ。家族を通した彼女の生涯。
家族で唯一残った息子アンリ役のジェレミー・レニエは 20代前半ぐらいの役からで、できるものなのだと少々驚き。こういう時代がかった映画にもマッチする彼であり、魅力的な配役。
アンリの妻マチルド役にメラニー・ロラン。現代に生きる人と思えないぐらい美しい。
マチルドの親友ガブリエル役、ベレニス・ベジョはインパクトがある。
1点、ガブリエルの夫シャルルはなぜ死んだのか?溺れたのではなく自殺のシチュエーションに思える。なぜ?
セリフなく語りによって流れるといえば、テレンス・マリックフィルムは、宗教色強く、ハテナ?に陥る場合がある。しかし、この映画は 多くを説明しなくとも全てを感じとれる。
文字どおり、“eternity”を感じる。そんな世界観を1本の映画で表現しようとは。
ラベル:映画 E
posted by JUNE at 15:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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