
Director:
Ewan McGregorユアン・マクレガーとジェニファー・コネリー夫婦の娘はダコタ・ ファニング。
第三者でスタートして 過去にさかのぼるつくりは、原作小説的。しかし、誰?? っていう第三者。デイヴィッド・ストラザーン。
ユアン・マクレガー初監督作品にして、まとまりのある、 力作ヒューマンドラマ。にしても、 ストーリーは最後まで浮かばれない。
言いたいことはわかる。しかし、 そんな世相を反映した重めな政治的、社会的ストーリーが アメリカ映画的に繊細さを欠いているのは、少々もったいない。
娘メアリーの変化の描写が唐突にも感じるのはストーリーラインの 問題だが、ダコタ・ファニングも現実味に欠ける印象。 彼女よりもむしろ、 その1つ前の時代の幼いメアリー役の女の子が良い。
愛する娘のことをあきらめることなどできない父親と、 精神のバランスをくずし 現実から逃れようとする母親。
時代の流れがそうさせた、幸せな美しい家族の崩壊。
第三者でスタートして 過去にさかのぼるつくりは、原作小説的。しかし、誰??
ユアン・マクレガー初監督作品にして、まとまりのある、
言いたいことはわかる。しかし、
娘メアリーの変化の描写が唐突にも感じるのはストーリーラインの
愛する娘のことをあきらめることなどできない父親と、
時代の流れがそうさせた、幸せな美しい家族の崩壊。