2018年02月18日

Serena  「セリーナ 炎の女」

Serena.jpg2014  

Director:

Susanne Bier

主人公の人物像を描きつつ、人間関係絡みの起承転結だが、割とシンプルなつくりの作品。展開は 深みに欠けるが、ドラマティックにすることで理解しやすく。
出だしから2人が結婚するまで、夫婦ともに事業に着手するまでの流れを端折り過ぎだが、その分、退屈な成り行き説明シーンなく、本編全体を長く感じさせない。
行動力、統率力のある2人が手を取り合うと、事業にも2倍の力を発揮、プライベートともに相性よく、一気に燃え上がり、爆発させる性質の2人。
ジェニファー・ローレンスは気性の激しい印象があるが、ブラッドリー・クーパーはそんなふうに見えない上、どうも感情がわかりにくい目だと いつもどおり見える。が、ストーリーに流される。
ジェニファー・ローレンスの勝手な印象から、初めから魔性の女の役を想像していたので、そういうわけではなかった と。複雑な生い立ちはあるようだが、セリーナは強く、魅力的な女性であって、彼女が違う方向に執着し始めたのは、彼女の心が大きく傷ついたことをきっかけとして。
2人の関係は一度狂い始めると、もう止められない。それまでの仲間の裏切り行為や お互いの過去の出来事、それらの問題は2人の間には何の支障もなかった。愛し合う夫婦であり、仕事の絶妙なパートナーであった、順調な2人の世界が 一気に破滅の道へ。
過去のことはお互いに忘れようと言ったのはセリーナだったが、結局、お互いに 現在につながる過去から目を背けることはできなかった。
2人の結末は納得できるものでもないが、これもドラマティックにつくられたストーリーに流されるまま。2人それぞれの人物像を反映する結末を描いていることは理解できる。

主演2人以外のキャストの出番は印象が薄いので、キーパーソンのリス・エヴァンスの役の人物像の描き方も希薄だが、これも流れからわかりやすい。ショーン・ハリスの役は中途半端。「裏切りのサーカス」 プアマンのデヴィッド・デンシックの役だけは前半で説明が濃い印象~ちなみにティンカーのトビー・ジョーンズも出演している~。
主演2人の馬を乗りこなす姿が美しい。
ラベル:映画 s
posted by JUNE at 23:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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