彼女が下した決断、もう失うものは何もないから、気持ちは わかる気がする。しかし本当にそれでいいのか。 彼女の弁護士は信頼できる人で力になってくれる、もう一度、 もう少し頑張ってほしい。ひとりで解決しようとしてはいけない。 社会的にも闘ってほしい。映画的にも なんとか展開させてほしい。社会問題を事件に絡めたのだがら。
しかし、これも映画として1つ。ダイアン・ クルーガーのイメージを払拭する映画となったのも1つ。ありきたりの映画ではないといえるかもしれない。
しかし、これも映画として1つ。ダイアン・
彼女はこの映画でカンヌ主演女優賞を受賞したが、良い、でも もう一歩では?この決断であれば。と思えるのは、私の中ではやはり、ダイアン・クルーガーが彼女のイメージを払拭し切れていないかと。
そもそも、この決断の展開ならば、描き方としては足りない気がする。社会的背景の犯罪よりも 彼女の心理状態に重点を置いた流れだということはわかるが。
ダイアン・クルーガーはドイツ人なのに、 ドイツ映画で観るのは珍しい。