世界を席巻し、スターダムに躍り出た 歌手ダリダとしての道、その裏にある、彼女の人生に現れる男性たちと家族、彼女の生いたちと、一人の女性としての顔。 彼女の音楽とともに描かれる。
恋多き女性として。彼女の魅力は歌だけではない。 ヨランダの人生に影響を与えた魅力的な男性たちは、彼女のスターとしての輝きに置いていかれるかのごとく、失意に陥る。愛する人を失う運命にあるヨランダ。
華やかな表舞台の裏で、スターであり続けること、 幸せになりたいと願い、愛する人との別れに思い悩む、自分のルーツを振り返りながら。そして 耐えきれず、散っていく。
かなり歌の吹き替え感はあるが、美しく華やかな彼女であれば、 さほど問題ない。長身でスタイルがよく、 エキティックな美人のイタリア人女優は、完全なダリダだと観られる。
かなり歌の吹き替え感はあるが、美しく華やかな彼女であれば、
エンディングの映像から、全体的に 登場人物が本人によく似ていることも。
彼女の人生の系譜をドラマティックにたどりながら、 どこかで耳にしたことのあるダリダの曲がバックに流れ続ける、 観心地のよさあり。余談、グザヴィエ・ドランフィルムで、 シーンとは不釣り合いにも印象的に使われていた曲が彼女の曲だという発見があった。
彼女の人生の系譜をドラマティックにたどりながら、