2018年10月06日

Tulip Fever  「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」

Tulip Fever.jpg2017  Director: Justin Chadwick

言いたいことはわかったが、楽しくない展開だ。映画として 違和感が。
万事幸せな結末を迎えたのは サブキャラクター、彼女がそこに値する役柄か?語り手にしたところで どうだか。
アリシア・ヴィキャンデルの純粋なかわいさ、主人公だから、誰もが彼女の味方をしたいが、苦しいのは 夫は悪くないことだ。悪役専門のクリストフ・ヴァルツ、実は 今回は悪くない。考えてみれば、彼が一番気の毒で、共謀した周囲から騙された上、子よりも望んだ妻には裏切られ、相当に傷つくはずで、これまでの彼の役柄なら即殺しに行くところだが、なんと 怒りもせず、屋敷を一味に与えて去って行くという、できた人間でした..。
彼女らは ひと芝居打つ、それは途中コミカルなやりとりさえあり、違和感、もっと真面目なストーリー仕立てでは?
そして、肝心の 恋に落ちた若い2人の描かれ方は希薄で、‘愛に狂う’ キャッチコピーほどのものを感じられず、いつのまに その行き過ぎた計画を? やはり、マイケル・ファスベンダーの大人の男とアリシア・ヴィキャンデルを観た後に、魅力がないわけではないが、少年のように見えるデイン・デハーンが相手ということも 重みを感じられない一因かと。
さらに、‘花に狂い’?ストーリーに大きく関わる設定であろう チューリップ商売についてが ピンとこない、インパクトに欠ける展開。
17世紀のオランダ、フェルメールのブルーを意識させる芸術や 衣装・セットと つくり上げてあるが、フェルメールをテーマにした、絵画のような映画が他にあるから..。
夫役は、どうしても彼の印象があるから、クリストフ・ヴァルツをキャスティングしなければ 美しい夫像も描けたのでは?
魚商人役の彼は、ロングヘアだと誰だかわからなかった。目立つ脇役のようで、この映画では彼は引き立たない。
アリシア・ヴィキャンデル、こういうコスチュームが似合うかはわからないが、とにかくかわいい と。
惜しい映画。
ラベル:映画 T
posted by JUNE at 17:00| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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