2018年12月24日

Sicilian Ghost Story

Sicilian Ghost Story.jpg2017  Directors: Fabio Grassadonia, Antonio Piazza

研ぎ澄まされた感覚になる、音。
2人を見ているとピュアで、ファンタジーを想像したら、痛い目にあう。事前情報なしで観るのは先入観がなくてよいはずで、しかし残酷だ。しかも実話に着想を得ている?!そうでなければ、こんな映画をつくらないだろう。これは ファンタジーというよりも、登場人物の想像の世界の現れ、極限の
初めは いったいどこの国だろう?と。遺跡があって、粗野で広大な自然のロケ地。イタリア語、でも何か違うような。シチリアの言葉なのだ。邦題から気づいていなかった。
対照的な森と海。自分だけの秘密の場所のような森と湖は 不安な迷宮の場所に、そして 開放的な海。解放してほしい、解放して。
大人たちは愚か。中学生くらいの勇敢な女の子ひとりの力では救いようがない。努力が報われる、一発逆転、九死に一生を得る、それが映画だ、しかし 奇跡はなおさらつらいもの。一途に彼女が彼を想い、行動しても、たどり着けない、彼女の声は届かない。彼が天使のように美しく見えれば見えるほど、現実は残酷で。
彼女に笑顔が戻ってよかったが。夢の中で いつも一緒なのか、そう思いたい、しかし不条理で。
重い内容を スピリチュアルで繊細な感覚で、子どもたち視点で観せる、映画としての素晴しさ。ただ、シチリアの印象が変わってしまった。
ラベル:映画 s
posted by JUNE at 15:21| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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