「博士と彼女のセオリー」の壮大な1本からすると小ぶりな作品で はあるが、賢く、強く、苦しさを噛み締め、夫を支える、 そんな女性の役が似合う、フェリシティ・ジョーンズ。 もともと小柄でかわいらしく、加えて 凛としている彼女。
社会で女性の冷遇が顕著な時代、男女差別と闘い、法律を、国を 動かした彼女の偉業。そこへ行き着くには、強く正しい信念で 世間の不平等な普通を覆し、立ち上がること、並々ならない努力が あった。家族の存在も大きい。そんな彼女の人間性も表現しながら 、沸き上がる感動のラストへとつながる。
宣伝の少ない、あまり目立たない作品にして、注目すべき 見応えのある映画。
インテリな役が多いアーミー・ハマーが 講釈を述べるのも印象づき、スマートでありながら 理解ある優しい夫という、好印象タイプの彼として似合う役柄。完 全に妻ルースのストーリーだけれども、夫マーティンの存在のうま い出し方により、公私ともに素敵な夫婦像も観える。
また、娘の存在、 母と母の背中を見て育った娘、彼ら家族のことも描かれる。
アーミー・ハマーの包丁さばきは必見。
社会で女性の冷遇が顕著な時代、男女差別と闘い、法律を、国を 動かした彼女の偉業。そこへ行き着くには、強く正しい信念で 世間の不平等な普通を覆し、立ち上がること、並々ならない努力が
宣伝の少ない、あまり目立たない作品にして、注目すべき 見応えのある映画。
インテリな役が多いアーミー・ハマーが 講釈を述べるのも印象づき、スマートでありながら 理解ある優しい夫という、好印象タイプの彼として似合う役柄。完
また、娘の存在、
アーミー・ハマーの包丁さばきは必見。