‘どんでん返しの巧みなプロットを練りました’ 感がある。多国籍の登場人物、展開の読めなさは興味深い。ただ、 こういう映画は初めてではない気がするので、つくり手の手腕が問 われる。全員が怪しい、複数犯かも?意外な人物が?
初めから この異様な翻訳プロジェクトの目的や集まった人物たちについて、 背景がわかりにくいまま進行する。外部からの遮断が徹底されている中 原稿がリーク、犯人はこの中の誰だ?と、これが早い段階の展開。まもなく勝手に種明かしが始まり、密室事 件が 密室の話ではなくなる。
種明かしの先の真相まで、明かされなければ全く展開を読めないが 、かなり仕組まれている割には、彼が若干わざとらしくて いまひとつ。動機はわかったが、彼の目的は 小説自体とは離れ 仕返しであったにしろ、そこまでしなければ果たせなかったのか? してやったりではあるが、これで満足か?
極秘で翻訳する小説についての説明がほとんどないことや、真犯人 の動きに関わらなかった人物が少数だけいることや、事件には関係 ない個人的な打ち明けがあるのは 犯人を除き1人に限り、メンバーの関係性や各々の重要性にピンと こない、中途半端さあり。
初めから この異様な翻訳プロジェクトの目的や集まった人物たちについて、
種明かしの先の真相まで、明かされなければ全く展開を読めないが
極秘で翻訳する小説についての説明がほとんどないことや、真犯人