また丸くなったようだが 役柄の印象に合っている、エイミー・アダムスの演技がすごく、 そして、こんなおばあちゃんいそうな見た目にも驚きのグレン・ クローズがまたすごい。家族全体的に、 主人公の子ども時代の役の男の子含め 演技がよい。
シーンは現在と過去との時間交錯により進行する。 ヒューマンドラマのジャンルにそれほど多くはない構成だが、 なくもない。この映画では、 子どもの頃からの母との関係があって、現在がある、 この環境で育った主人公自身の変化、祖母の存在 と、進行によって、各々についてと 家族との関係性の深掘りにつながる、巧みな効果がある。
エキセントリックだが、庶民的な役で光るのは、 紛れもなく演技力だと感じる。
エンドロール、映画のモデルとなった実在の人物にこんなに似せているとは、特にグレン・ クローズ演じたおばあちゃんなんて。