2021年01月16日

Boże Ciało  「聖なる犯罪者」

Boze Cialo.jpg2019  Director: Jan Komasa

罪人と聖人、信じることと疑うこと、過ちと信仰心、赦す心、対局な要素を含み、強烈なインパクトを与えながら 繊細で、目の離せないダークな作品。
独自性のある若い神父に初めはとまどいの表情を浮かべる住人たちは信者であり相手は神父であること、そして型破りながらも 心ある言葉と正しい行いによって、ダニエルは住人たちの信頼を得ていく。
ストーリーは 主人公自身の成り行きだけではない、町には事故にまつわる根深い不和があり、ダニエルがとった行動、住人たちに与えた影響、悲しみと怒り、人の心と行動と、信仰と赦しとは。
ダニエルは大胆にも 偽りの職権の場で 自分の過ちを告白し、神の前で自分のありのままの姿をさらけ出す。
澄んだ瞳の善人のようにも見え、時には親しみやすい青年らしさも見せ、彼自身信仰心のある潜在能力が人を惹きつけ、しかし彼の奥に潜んでいる凶暴性が現れる瞬間を観る。ダニエルのクセらしい動きや、無のような表情、静かな動揺、何を考えているのかわからない不気味さ含め、主演俳優にインパクトがある。
シーンが一変、不安定ながらも上昇傾向だった流れが急降下する内容に堕ち、やりきれなくも 認めざるを得ず、そして鼓動が激しくなるようなエンディング、血走った彼の目つきと撮り方。行く末をを決定づけず、逆手にとったような、強く印象に残るもの。
ポーランド映画。
ラベル:映画 b
posted by JUNE at 14:30| Comment(0) | 映画コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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