終了後にタイトルが出たときに気づいた~ オリジナル版のデンマーク映画は有名~リメイク作品だと。 ヘンな邦題だけれども、原題はシンプルなようで なかなか深く、結婚式の後、 この映画のストーリーの方向性が大きく変わる。
真実が明らかになった後、さらに別の真実が明らかになる。 人生、決断して生きていくものだということ、心に染みる。
家族との関わり、他人との関わり、 血はつながっていなくても家族同然の関係、 生き方は人それぞれで、人の先入観とか、善意、疑うのも当然、 ただ思いもよらない意図があることもある、それを知ったとき、 また関係が変わっていく。
アメリカ映画的ではあるが、それぞれの女性の生き方を ドラマティックに引き込む。社長の風格もあり 感情的、華やかな一面の裏には密かに悩みを抱えるジュリアン・ ムーアと、親身の優しい表情、そして怒りを押し殺し、 複雑な状況に自問自答するようなミシェル・ウィリアムズ、 ビリー・クラダップもベテランで、 名優の織り成すドラマに言うことなしの秀作。