2017年08月15日

Le voyage de Fanny  「少女ファニーと運命の旅」

Le voyage de Fanny.jpg2016  

Director:

Lola Doillon

さらに、ナチス時代を題材とした映画。子ども視点。
舞台はナチスドイツ政権下のフランス。家族と離れて暮らすことを余儀なくされ、保護施設を追われ、世話してくれる大人とも次々に引き離され、子どもたちだけになった彼ら。綿密な計画を立てた大人でも簡単には切り抜けられない厳しい世の中、ファニーを小さなリーダーとして、不安にさいなまれながらも 協力し合い、勇敢に 強い精神で、この時代を生き抜く子どもたち
過酷な状況の中、逃避行の道中とはとても思えないような、時折見せる、子どもらしく無邪気に駆け回り、明るい声が響く、子どもたちの輝く姿の対比には 感動する。
主人公ファニー役はもちろん、もっと幼い子から 自然な演技が素晴らしい。男の子の1人にも将来大物の要素を秘めているような子が。
セシル・ドゥ・フランスがまた違った印象で。彼女が演じるマダム・フォーマンは、厳しく 子どもたちにつらくあたる人物なのかと初めは思ったが、そのうち、彼女が 子どもたちを守ろうと この時代を強く生きる女性であることがわかる。
子どもたちだけで、国境を越え、スイスを目指す、そんなことが。主人公のモデルとなった実在するファニーの実体験に基づくというから、壮大な話だ。
ひどい時代背景の中に、希望が描かれる この映画。ナチス関連の悲惨な状況が様々な角度から描かれる中、この映画も1つ、メッセージがこめられている。
posted by JUNE at 21:11
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